マレーシア親子留学奮闘記

24年間務めた会社を退職しアラフィフで憧れの海外生活をスタートさせた母親と、そんな母に連れられてイギリス系インターナショナルスクールに通い始めた息子との、涙と笑いのマレーシア生活

Merry Xmas in EPSOM

学校はすでに休暇中ですが、12月はクリスマスイベント目白押しでした。最初は違和感があった南国での半袖クリスマスにもすっかり慣れました。

 

小学生はミュージックリサイタルを皮切りに、チャリティーファンランイベント、家族と一緒のクリスマスランチ、演劇発表、クリスマスミングル、アイススケート、最終日はピザパーティと12月に入ってからは勉強してる?という感じの楽しい毎日でした。空き時間には映画やYouTube をみたりもしていたようで、子供にとってパラダイスですね。クリスマスミングルには、ピエロが来て手品を披露してくれたり、サンタさんからプレゼントを貰ったり、各教室では、工作やお絵描き、クイズ大会などを楽しんでいました。

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校舎はアナ雪をテーマにしたクリスマスデコレーション。イベントには、アナやエルサ、オラフ登場で大盛り上がりでした。

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この時期チャリティー活動も盛んで、ファンランナイベント以外にも、子供達は靴箱をデコレーションし中に文房具やおもちゃなど持参したスモールギフトを詰めて孤児院に寄付しました。子供達がデザインした絵でタンブラーを作り皆で購入したりチャリティー内容も毎年工夫されています。

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中学生以上もミュージカル発表会やクリスマスコンサートがあり、なかなか見応えのあるものでした。恒例のクリスマスディナーは皆お洒落をしてダイニングホールで開催。普段自宅通いの生徒もこうしたイベント時は学校の寮に泊まったりしているようです。

 

今年もあと1週間。

年が明けたらチャイニーズニャーイヤーに向けて暑くなってくるマレーシアです。

マレーシアでの運転

マレーシアは日本と同じ右ハンドル左側通行です。比較的広い道が多かったり、車線が多かったり、歩行者や自転車が少ないため運転しやすい環境と言えるかもしれません。

とはいえやはり異国、日本との違いを感じる点はたくさんあります。


こちらで運転していて1番怖いと感じるのは、バイクの荒い運転。たくさんのバイクが車の間をすり抜けながら走ったり、時には信号無視や逆走などの交通違反も見かけます。前後に小さな子供を乗せて走っているバイクもいて、思わず命を大切にして〜と言いたくなる事もしばしばです。

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他には、ウインカーを出さない車が多い、半端ないスピードで(100キロで走っている私の車の横を一瞬で走り抜けていくので相当なスピードだと思われます)走り抜ける車がいるなどはこちらの運転で気になる点です。


道路は舗装されているものの、段差も多く、穴があったりパンクしたタイヤの破片が散乱していたりします。雨が降るとすぐに水たまりができ、車は水しぶきをあげながら走る事になります。道路工事が至る所で行われているため、雨水は泥水となり車はすぐに泥で汚くくなります。車を購入した際、タイヤは1年半目安で交換しましょうと言われたのも納得、日本に一時帰国すると道が綺麗で車がスムーズに走るのに感動します。


日本との違いと言えば、交差点の信号は1方向づつ変わります。つまり信号が赤になると、次に青になるまで信号が3回変わるのを待たなくてはならないという事になります。ただ、右折の際は日本のように直進車を気にしながら曲がる必要がないので楽です。また左折は信号なしで曲がれる交差点が多いので、同じ場所に行くにも左回りで行けると非常にスムーズに行けたりします。

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また、都市部以外は信号が非常に少なく、たいていラウンドアバウトになっています。ラウンドアバウトは中を走っている車が優先。なのでラウンドアバウトに入る際は、中を走る車に注意します。日本では2014年から運用が開始されているようですが、まだまだ馴染みが薄いためこれは運転して慣れるしかないですね。

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出典:https://www.ds-hitachi.co.jp/


あと、こちらでは突然止まって動かなくなる車が多く、道路の脇に停車して助けを待つ人をよく見かけます。時には3車線のど真ん中で停車するトラックなどもありますが、みんな何事もなかったように左右によけて走っていきます。

さらに信号故障もしばしば。青にならないなぁと思っていたら単に信号機故障で、その場合は突き進んだもの勝ちという感じなので、頑張って行くしかありません。結構怖いですが誰も助けてはくれないので。


と色々書くとマレーシアでの運転が難しそうに思えてしまうかもしれませんが、冒頭に書いたように道も広いし慣れてしまえば日本より運転しやすいかもしれません。Grabが浸透しているとはいえ、やはり自分で運転出来ると行動範囲がぐっと広がります。

プトラジャヤのナイトマーケット

プトラジャヤで毎週火曜と金曜にナイトマーケットが開催されています。

規模はかなり大きく、飲食物をはじめ、魚や野菜、フルーツなどの生鮮食品から日曜雑貨に至るまで色々あります。

下記は夕方明るい時と夜暗くなってからの様子です。

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ナシゴレンやミーゴレンから、フライドチキン、サテ、おでん、ケバブなどその場で買って食べられるものがたくさん!


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さすがになま物は怖くて買った事はありませんが、フルーツは時々購入します。

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他にスナック菓子や日本の駄菓子屋さんのようなお店やドリンクも。

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場所はピンクモスクとシルバーモスクの間ですが、青いテントが所狭しと並び、周りはたくさんの車が路駐されているので、近くにいけばすぐにわかると思います。夜はライトでかなり明るくなっています。

Pasar Malam Putrajaya 

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その場で食べるもよし、自宅に持ち帰ってゆっくり食べるもよしです。ただ、日本の屋台のように、ビール飲みながらという光景は見られません。現地にアルコールはありませんのでお酒を飲みたい方はお持ち帰りがおススメです。

授業参観、個人面談、そして校長先生とのお茶会

新年度に入り、学校では立て続けに様々な行事が実施されました。

 

授業参観

午前中の短い時間ではありますが、クラスに入り一緒に授業を受けたり、クラスでの様子を後方から眺めたり出来ます。普段はセキュリティーが厳しくて親といえども基本教室には入れないため、教室の様子やクラスの雰囲気、使っている教材などをみれるのも良かったです。さらに同じクラスの保護者の方とご挨拶したり話したりできるいい機会でもありました。

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個人面談

短い時間ではありますが、先生と一対一で話せる機会です。現在エプソムでは、日本人、韓国人、中国人のスタッフがおり、面談時に通訳をお願いすることが可能です。通訳は面談時だけでなく、何かの説明会や先生方との交流会にも必ず同席してくれるため、英語に自身がない方にとっては非常にありがたいです。学校とのメールのやりとりでも、英語で伝えるのが難しい場合には、日本語で送ると訳して伝えてくれます。本来は子供が英語環境の中で頑張っている中、親ばかりが甘えていてはいけないのでしょうが…苦笑

もともと各クラス10人前後とクラス人数も少なく、先生とはメールやSNSで繋がっているため、いつでも先生にダイレクトに質問したり連絡を取ったりできる環境ではありますが、それでも個人面談は貴重な機会です。また、面談は担任の先生だけでなく、英語サポートクラスや音楽など専門の先生との面談のチャンスもあります。

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校長先生とのお茶会2回。

1回目は小学校の校長先生とのお茶会。各学期毎に実施され、コーヒー片手にインフォーマルに談笑します。今回は新しく着任した先生やスタッフが紹介されましたが、毎回校長先生以外に数人の先生が加わり、日々疑問に思っている事や感じている事をざっくばらんに話しています。

2回目は学校の校長先生のご自宅でのお茶会。エプソムでは学長の自宅は校内にあります。靴を脱いで自宅に入り、リビングの椅子に腰掛け、スナックを食べながら、よりカジュアルな雰囲気の中での談笑となりました。こちらは、今の新学長になってスタートしましたが、学校の考えている事を出来るだけ親にダイレクトに伝え、また親の意見を理解しようとしている姿勢がひしひしと感じられました。

 

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新年度スタート

8月末から学校の新年度がスタートしました。イギリス系の学校なので、この時期に学年も進級します。

 

エプソムでは新学長が就任し、学校の授業やサービスにもいくつか変化がありました。

 

まずは、無料送迎バス。これまでサイバージャヤ地区のみ先行して出ておりましたが、モントキアラやバンサー、ニライなどの地域からもバスが出るようになりました。KL近くで日本人が多く住むモントキアラからの無理送迎バスは入学を検討している方には嬉しい限りだと思います。ただ片道1時間以上(渋滞の場合それ以上?)のバス通学は、子供への負担も大きいはずなので、あまり小さい子の場合は慎重に検討した方がいいと思われます。しかし、スクールバス代が高いマレーシアで無料送迎はかなりありがたいサービスなのは間違いありません。

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これまで男女3棟づつだった学生寮が、女子寮が1つ減り、男子寮が1つ増えました。これはボーディングをする中学生に該当する男子学生の増加に伴う対応です。最近は小学生高学年から単身留学し、入学と同時にボーディング生活を始める子供達もいます。小学生で親と離れて異国の地で寮生活を始めるなんて、なんとも頼もしいというか、決断した親も1人で飛び込める子供も本当に凄いなぁとつくづく感心してしまいます。

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ここからは小学生に限った話になりますが、中国語(マンダリン)が必須となり、全生徒が毎日1コマのマンダリンの授業を受けることになりました。これに伴い、フランス語やスペイン語は選択制となり、希望者は夕方の課外授業の中で学習するスタイルに変更されました。この変更は中国系の方を中心に反発もあり、学校と議論が繰り返されてきましたが、ヨーロッパ言語を学ぶ機会を減らさないという事で今の形に落ち着きました。

 

問題解決型学習(Project Based Learning)という科目が時間割に登場。何かテーマを与えて、それを調べて、まとめて、発表するみたいな、一つ科目には収まりきらない、でも複数の科目に共通するような、力を身につけていく授業だそうです。

昨年EAL(英語のサポートクラス)で、7週間で理想のテーマパークを作るというプロジェクトに取り組みましたが、リサーチ、設計、製作、レポート作成と2〜3人のチームで取組み、最後に校長先生に自分達のテーマパークがいかに素晴らしいかをプレゼンしました。子供にとっては遊び感覚で取り組みながら、英語はもちろん、リサーチ、クラフト、ライティング、プレゼン、コミュニケーションと複数の事を同時に学んだようです。まさにこんな授業が週に数回組み込まれるようになりました。

 

小学高学年の希望者は、平日夕方、中学生以上のスポーツCCA(co-curricular activities)に参加できるようになりました。昨年度後半からスタートしましたが、今期は通年で選択可能になったようです。サッカー、バトミントン、ゴルフ、バスケットボール、ラグビー、テニス、スカッシュ、ネットボール、ホッケー、アスレチックがあり、曜日毎に希望種目に参加できます。ただCCAを取ると、終了が5時30分になるため、帰宅はちょっと遅くなります。

 

他にも先生の入れ替わりも結構あり、色々変化はありそうですが、とりあえず新しい1年のスタートです!

 

2019年オープンのイオンモールニライ店

ちょっとマイナーな情報ですが、KL郊外NILAI (ニライ)という街に今年1月イオンモールがオープンしました。

 

ニライは24時間対応の救急病院やKLセントラルまで行ける電車の駅があります。MesaMall(メサモール)というショッピングモールもありましたが、イオンモールのオープンで格段に生活しやすくなったのではないでしょうか。日本のお惣菜コーナーや寿司バイキング、お弁当や日本の惣菜パンも手に入るので日本人にはとてもありがたいですね。

近くにはコンドミニアムも建設され、ますます賑やかになりそうです。

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さて、そんなイオンの中に、サイエンスセンターという面白いスポットを見つけました。サイエンスのクイズに答えたり、トランポリンなど身体を使って遊んだりでき入場料は親子で数百円。他にも2つ施設が併設されておりコンボ券などもあるようです。f:id:satokyo0512:20190831173840j:image
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お買い物ついでにちょっと遊べる新スポットです。

マレーシアの祝日

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本日831日はマレーシアの独立記念日。マレーシアが1957年に英国の統治から独立した日を祝う祝日で、Merdeka(メルデカ)と呼ばれています。家のバルコニーや車など、街のいたるところにマレーシアの国旗が掲げられています。夜には各地で花火も上がるようなので、どこかで花火に遭遇できたらラッキーだなあと思っています。

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ところでマレーシアの祝日は、全国区の祝日と州ごとの祝日の2種類があります。また、多民族国家らしく、様々な宗教に関連した日が祝日に指定されています。

日本人になじみのあるところでは、キリストの誕生日「クリスマス」や中国歴旧正月「チャイニーズニューイヤー」、そのほかヒンドウー教の光の祭典「ディパバリ」、仏教のお釈迦様の誕生日「ウェサックデー」などイスラム教国家でありながら、信仰の自由が認められている国らしく様々な祝日が設けられています。

そして、息子の通う学校ではその都度様々なイベントが開催されます。 

malaysialife.hatenadiary.com

 

旅行計画を立てる際にはこうした休日も確認するといいかもしれません。昨年我が家は2月に家族でランカウイ旅行を計画したところ、チャイニーズニューイヤーの週に重なっており、航空券もホテルも普段の倍以上の価格を払う羽目になりました。こちらのチャイナパワーはさらに凄いのでご注意を。