マレーシア親子留学奮闘記

24年間務めた会社を退職しアラフィフで憧れの海外生活をスタートさせた母親と、そんな母に連れられてイギリス系インターナショナルスクールに通い始めた息子との、涙と笑いのマレーシア生活

マレーシアでの運転

マレーシアは日本と同じ右ハンドル左側通行です。比較的広い道が多かったり、車線が多かったり、歩行者や自転車が少ないため運転しやすい環境と言えるかもしれません。

とはいえやはり異国、日本との違いを感じる点はたくさんあります。


こちらで運転していて1番怖いと感じるのは、バイクの荒い運転。たくさんのバイクが車の間をすり抜けながら走ったり、時には信号無視や逆走などの交通違反も見かけます。前後に小さな子供を乗せて走っているバイクもいて、思わず命を大切にして〜と言いたくなる事もしばしばです。

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他には、ウインカーを出さない車が多い、半端ないスピードで(100キロで走っている私の車の横を一瞬で走り抜けていくので相当なスピードだと思われます)走り抜ける車がいるなどはこちらの運転で気になる点です。


道路は舗装されているものの、段差も多く、穴があったりパンクしたタイヤの破片が散乱していたりします。雨が降るとすぐに水たまりができ、車は水しぶきをあげながら走る事になります。道路工事が至る所で行われているため、雨水は泥水となり車はすぐに泥で汚くくなります。車を購入した際、タイヤは1年半目安で交換しましょうと言われたのも納得、日本に一時帰国すると道が綺麗で車がスムーズに走るのに感動します。


日本との違いと言えば、交差点の信号は1方向づつ変わります。つまり信号が赤になると、次に青になるまで信号が3回変わるのを待たなくてはならないという事になります。ただ、右折の際は日本のように直進車を気にしながら曲がる必要がないので楽です。また左折は信号なしで曲がれる交差点が多いので、同じ場所に行くにも左回りで行けると非常にスムーズに行けたりします。

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また、都市部以外は信号が非常に少なく、たいていラウンドアバウトになっています。ラウンドアバウトは中を走っている車が優先。なのでラウンドアバウトに入る際は、中を走る車に注意します。日本では2014年から運用が開始されているようですが、まだまだ馴染みが薄いためこれは運転して慣れるしかないですね。

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出典:https://www.ds-hitachi.co.jp/


あと、こちらでは突然止まって動かなくなる車が多く、道路の脇に停車して助けを待つ人をよく見かけます。時には3車線のど真ん中で停車するトラックなどもありますが、みんな何事もなかったように左右によけて走っていきます。

さらに信号故障もしばしば。青にならないなぁと思っていたら単に信号機故障で、その場合は突き進んだもの勝ちという感じなので、頑張って行くしかありません。結構怖いですが誰も助けてはくれないので。


と色々書くとマレーシアでの運転が難しそうに思えてしまうかもしれませんが、冒頭に書いたように道も広いし慣れてしまえば日本より運転しやすいかもしれません。Grabが浸透しているとはいえ、やはり自分で運転出来ると行動範囲がぐっと広がります。