マレーシア親子留学奮闘記

24年間務めた会社を退職しアラフィフで憧れの海外生活をスタートさせた母親と、そんな母に連れられてイギリス系インターナショナルスクールに通い始めた息子との、涙と笑いのマレーシア生活

子供のデバイス依存度

マレーシアに来て強く感じるのは、よくも悪くも子供達のデバイス依存度が非常に高いという事。

中学生になれば、ほとんどの子がPC、iPad 、携帯を持っているようだし、小学生でも高学年になるとかなりの確率で携帯かipad を持っています。

 

思い付く理由としては、

⑴マレーシアは日本と違って、子供だけで外で遊んだり、友達の家に子供1人で遊びに行く事が出来ない。

⑵学校の授業でipadを使ったり、連絡事項や提出物をメールで送受信したりと、学校生活の中でもデバイス活用度が高い。

 

⑴は誘拐の危険が高く基本車社会のため、どこに行くにも送迎が必要になります。うちの息子は、この点に関してかなり窮屈さを感じているようで、日本がどれだけ安全で恵まれた環境だったのかと思わずにはいらません。

日本にいたら

「◯◯時に公園ね!」とか、「帰ったらピンポンするから一緒に遊ぼう!」と言った約束が、「◯◯時にオンラインゲームを一緒にやろう」と言った約束に置き変わっているのです。

日本にいても、家や公園で一緒にゲームをしていたら変わらない気もしますが、皆一緒にいるためか、ゲームの合間には学校での出来事などで会話が盛り上がったり、時には鬼ごっこやサッカーしようとなるし、別々の場所でオンラインゲームを一緒にやっているのとはやはり違います。

 

⑵に関しては、息子はY5で入学しましたが、初日にメールアドレスを貰ってきたのには驚きました。宿題はメールで送られ、google classroom を活用し提出する事もあります。

また、算数や英語はiPadを使って様々な教材アプリで学習をしています。アプリ学習は、各自の進捗に合わせてそれぞれ取り組める点や自宅でも学校と同じ環境で学習が進められる点はメリットです。我が家のiPad はバージョンが古すぎて学習アプリに対応出来ず新しいのを購入しました。今そのipad はほとんどYouTube をみるために使われていますが…苦笑

 

また学校に携帯を持っていけるため(日本の小学校では考えられませんが…)、通学のバスの中は無法状態と思われます。うちは私の古い携帯を持たせていますが、SIMカードは入れておらず、学校や自宅などWi-Fi 環境下でしか使えないようにしています。でもWi-Fi がなくてもできるゲームを教えて貰ったり、通信を持っている子にテザリングしてもらったりと、なんだかんだと携帯を使って楽しい移動時間を過ごしているようです。

 

これからの時代、デバイスは日常必需品だし、使いこなせないリスクの方が高いと思うため、悪いことではないと思いつつも、暇さえあればYouTube、しかも大半がゲームの攻略方法の動画を見てる姿や、あと少しあと少しと言いながらゲームをやめられない姿、デバイスを取り上げるとやる事ないと言ってふてくされる姿をみていると、健全な姿とは思えず悩ましいです。

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